私達の想い
当社の社名、ORRELSは、Organization for the Reform of Research Education and Learning Systemsの略称であり、研究に関する教育・学びに関する仕組みや体系、そして研究成果やそこから生まれる知が活用される仕組みや体系を革新することを、目指しています。
当社は、とある経営学の学会にて日本の研究業界や大学院進学の課題について論を交わし、意気投合したメンバー達によって設立されました。
創業メンバーは、大学教員そして学生としての立場から、研究関連業界に関して、様々な課題をこれまで認識してきました。
具体的には、以下のようなものを挙げることができます。
研究教育における課題
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多くの大学・大学院組織で、体系的な研究教育の仕組みがない。そのため、適切な研究教育を受けられるかどうかは、指導教員の性格と能力に大きく依存している。
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学科として研究指導体制が整っていたとしても、指導教員からのアカデミックハラスメントや放任主義により、まともな研究教育が受けられない場合がある。
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大学・学部・学科によっては卒業論文が存在しない場合があり、そのような場合にはそもそも研究に触れる機会が存在していない。留学生の場合も、その国の制度上大学の卒業論文が無い場合があり、これと同じ問題が生じる。
大学院進学における課題
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上記の研究教育における課題に関連して、大学院進学を志した際にそれが実現できるかどうかが、運に大きく左右される。
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こういった問題を解決する悪しきソリューションとして、研究計画ならびに研究計画書の作成代行がインターネット上で横行している。
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2に関連して、留学と院進において学生が自分で作成すべき内容を代行する、悪質な業者も存在している。
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2と3は、大学院進学を希望する学生に対する大学教員からの信頼問題を生じさせており、またこれに対処するための大学教員の手間が増大している。
博士課程進学とその後の課題
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博士課程での生活は、日本学術振興会DCに通らなければ、同年代の人々と比較して苦しい状況に置かれる。しかしその採択率は低い。
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博士号取得後は、安定した大学教員としての職に就くまでに、任期付きの職を転々としなければならない。同年代の人々と比較して待遇が悪い場合も多い。
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大学教員の職についたとして、どれだけ活躍できるかは職場環境に依存する場合も多い。
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研究成果を論文として発表したとしても、それが社会で活用されるかはかなり運に左右される。共同研究の機会が得られるかどうかも同様である。
こういった課題は、大学・大学院の在学生、大学院進学希望者、大学教員や研究者、そして日本の研究力にも、悪影響を及ぼしていると強く懸念しています。
また、現在の日本における国際競争力低下の一因でもあると考えております。
当社は、これらの課題を個別に、あるいは総合的に解決するためのコミュニティを提供していきます。
それにより、多くの人の才能が拓かれ人生を豊かにする手助けをさせていただき、最終的には日本の研究力向上と社会の発展に資することを目指していきたいと思います。
会社概要
会社名:ORRELS株式会社(オレルスカブシキガイシャ)/ ORRELS, Inc.
設立年月日:2024年4月3日
代表者:井上祐樹
所在地:〒153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目1番14号コノトラビル7F(バーチャルオフィス)
事業内容:
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人材育成のための教育、研修及び指導
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各種教室の経営
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各種情報提供サービス業務、各種情報収集サービス業務及び各種情報処理サービス業務
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システムの企画、開発、運用、保守、販売、配信、管理及びそれらの受託
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各種アプリケーションソフトの企画、開発、制作、配信、管理、運営及び販売
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書籍、雑誌その他印刷物及び電子出版物の企画、編集、制作、出版並びに販売
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各種セミナー、イベント等の企画、開催、運営及び管理
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各種資格の認定、付与及び検定試験の実施
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各種コンサルティング業務
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インターネットによる広告業務及び番組配信
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研究所の運営ならびに各種研究関連業務
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前各号に附帯関連する一切の事業
代表挨拶
人々の才能が、より生かされる社会を
私はこれまで、大学院進学や研究教育における数々の不条理や問題点を目の当たりにするとともに、それに関連して日本の研究における国際競争力の低下に深い危機感を抱いてきました。
これらは、日本や大学の文化や制度的構造に起因することがほとんどであり、国や大学の立場から解消することは困難であることに気づきました。
一方で、外部の人がこれらを解決することも困難です。
例えば博士号を持っていない人が博士号取得に関する問題を解消しようとしても、対象を理解できていないので、有効なソリューションを提示することはできないでしょう。
そのためこれらの課題を解消するためには、大学教員の立場から、かつ外部からのアプローチが必要であると強く感じております。
このような背景から、2024年にORRELS株式会社を設立しました。
当社は代表である井上のこれまでの経営学研究の研究成果に基づいた、研究成果活用企業です。
これまでの研究から得た様々な知見を駆使して、日本の大学業界・学術業界の改善に向けて、大学院進学の拡大によるイノベーション人材の国内への普及に向けて、そして大学での専門的研究成果の社会への普及に向けて、力を尽くしていきたいと思います。
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代表取締役社長 CEO (Chief Executive Officer)
井上 祐樹(いのうえ ゆうき)
工学マインドの経営学者。2024年にこれまでの自身の研究成果に基づき、アカデミック業界が抱える問題を解決することを目指して、研究成果活用企業としてORRELS株式会社を創業。
2017年、東京工業大学イノベーションマネジメント研究科博士課程修了。博士(技術経営)を取得。産業技術総合研究所、広島大学、法政大学で教育・研究経験を経て、2023年より東京工業大学東京工業大学 工学院 経営工学系 准教授(2024年より東京科学大学に改組)。イノベーションや経営戦略の研究を中心に、国内外で数多くの研究成果を発表。
研究者・経営学者としての実績等はこちらでご確認いただけます。
井上個人の大学教員としての職務と、ORRELSの社長としての職務との間において、潜在的な利益相反が生じることを防ぐため、以下のような対策をしています。
・東京科学大学の学生を弊社の顧客にしないこととします。
・東京科学大学に関連した受験実績等が今後生じたとしても公開しないこととします。
・大学院進学支援サービスを利用した顧客の個人情報を井上が確認できないように、社内の業務の仕組みを構築し、データ管理とアクセス権限を設定しています。(社長としての対応が必要な、やむを得ない個別の事例は除きます。)
・本プラットフォームの顧客であると井上が認識している方が井上の所属組織の入試を受験された場合、井上は該当する方の入試担当から外れます。
当社のサービスをご利用いただいた方で、特に井上研究室や所属組織の受験を希望する場合には、井上に当社サービスの利用を知らせることが無いように、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。